2016年6月27日月曜日

ピアノ部門記者会見 (審査委員、入賞者コメント編)

 
記者会見後に撮影された入賞者6人のスナップ
 
 
表彰式に続いて別室で行われた、運営委員長、審査委員長、審査副委員長、入賞者(1~6位)が参加した、第6回仙台国際音楽コンクール、ピアノ部門記者会見の模様をお伝えします。

まずは、海老澤敏運営委員長のご挨拶から、記者会見がスタートです。

6回目の仙台国際音楽コンクールは今日で無事に終了しました。まだピアノのガラコンサートがございますけれども、報道関係の皆様も本当にいろいろとありがとうございました。無事に済んで、私としてはほっとしております。本当に素敵なファイナリストによる演奏をこの3日間、聴かせていただきました。私はこれくらいにしておきます。ありがとうございました。


続いて、野島稔審査委員長からコメントがありました。

皆さん、お集まりいただきましてありがとうございます。先程申し上げましたけれども、今回は課題曲がよりレベルが上がり、ハードルが高くなりました。その点、私どもはコンテストの技量、音楽をよく知ることができたと思っております。今はこのくらいにしておきます。


次に植田克己副審査委員長からコメントがありました。

皆様、こんばんは。野島先生が先程の(表彰式での)講評でおっしゃったことに尽きると思いますけれども、スタイルや時代の全然違う3つの曲を並べるというのは、若い人たちにとっては大変なことだった思いますが、我々もそこを聴きたいと思いまして今回の課題曲を設定した次第です。でも結果的にはファイナルでの6人の演奏を聴けて、本当に嬉しかったということを申し上げたいと思います。ありがとうございました。


続いて、エリソ・ヴィルサラーゼ審査副委員長よりコメントがありました。

私はこのコンクールに戻ってこれたことをとても幸せに思います。今回は非常に高いレベルのコンクールだったと思います。コンクールのレベルが毎回高まっていくということは、我々にとって、とても好ましいことです。確かにこのコンクールというのは、協奏曲を沢山演奏する機会があるという非常に珍しいコンクールであります。世界にもこのような例はあまりありません。短い期間に様々なスタイルの協奏曲を弾くことができる。セミファイナル、そしてファイナルで皆さんの技量を聴くことができました。そして最後にファイナリストの皆さんにん申し上げたいことなのですが、まずは皆さん、本当におめでとうございます。そして、覚えていていて頂きたいことは、これはあくまでも将来に向かうステップであるということです。これからの将来というのは、皆さんの音楽に向かう姿勢で決まると思います。皆さんの成功を祈りたいと思います。ありがとうございました。


審査委員の先生方、長時間の審査、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました



引き続き、第1位から6位までの入賞者の喜びの声です。

 
第1位 キム・ヒョンジュンさん(韓国)

まず、感謝の気持ちでいっぱいです。そして、ここにいられて光栄に思います。特に1位になれたこと、改めてすべての方々にお礼を申し上げたいと思います。私を支え、助けてくださったスタッフの皆さん、オーケストラ、指揮者、すべての方々に改めてお礼を申し上げたく思います。ありがとうございました。

 
第2位 エヴァン・ウォンさん(アメリカ)

特に私の先生をはじめとした多くの方々に改めてお礼を申し上げたく思います。そして、すべての方々がこのコンクールにおいて、私に手を差し伸べて下さり、コンクールそのものが本当に優しく、運営もしっかりしたものでした。お蔭様で本当にベストなコンディションで練習室の手配もしていただきました。このコンクールは決して容易なものではありませんでしたが、2位を取ることができて本当に幸せに思っています。そして、私は学ぶことがまだまだ沢山あります。これが一つの出発点だと考えております。改めて、お礼申し上げます。ありがとうございました。

第3位 北端 祥人さん(日本)

このような名誉ある賞を大変嬉しく思うと同時に、身が引き締まる思いです。このコンクールを通して、自分、そして自分のピアノと向かい合い、自分の欠点を真正面から受け止めて、沢山練習しました。そして、自分の課題がとても明確になったので、また明日から課題を大切に受け止めて頑張っていきたいと思います。そして、このコンクールに関わってくださった全ての方々、審査委員の方々、ボランティアの方々、そして仙台フィルの方々、家族、友人、先生に感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

 
第4位 シャオユー・リュウさん(カナダ)

こんばんは、皆様。(他の入賞者の)皆さんと同じように、私にとりまして、この場にいることは本当に名誉なことです。特に私はファイナルに残ったということだけでも大変嬉しく思っております。今回3曲の素晴らしい協奏曲を素晴らしいオーケストラとマエストロ・ヴェロの下、演奏することができたということが、特に自分にとって良い経験になったと思っています。そして、さらに今までお話しされた方の繰り返しになりますが、コンクール運営担当の皆様、そしてオーケストラの皆様、ボランティアの方達、皆さんコンクールの間ずっと私を温かくサポートしてくださいました。私は日本に来るのが今回初めてで、日本の文化がもともと大好きでしたが、今回このように素晴らしい経験をすることができたのは皆様のお陰と本当に感謝しております。ありがとうございます。

 
第5位 シン・ツァンヨンさん(韓国)

まずファイナリストとして残れたことを非常に名誉に思います。オーケストラと共演させていただき、またいろいろな課題曲の準備も私にとってはとても良い機会となりました。特に運営を担当された方、コンクールを通じて本当に良い環境を作っていただきまして、感謝申し上げます。また、オーケストラの方、指揮者の方がいろいろな課題曲の準備をしていただいたことに感謝したいと思います。ありがとうございました。

第6位 坂本彩さん(日本)

まずはじめに、長丁場に渡ってお聴きいただきました審査委員の先生方、毎日事務局で温かくサポートしてくださった皆様、オーケストラのヴェロ先生、団員の方々、支えてくださった聴衆の皆さんに本当に感謝しております。このコンクールは先生がおっしゃっていたように、予選はソロでしたが、セミからファイナルでトータル3つのピアノ協奏曲を弾かなければならないという、体力的にも気力的にも大変なものでした。特に私はセミファイナルが3日目だったので、1週間の間に3つのコンチェルトをオーケストラと弾くという今までにないような体験をしまして、その時に思ったことは本当に体力と気力といいますか・・・、一つの張りつめた状況の中で自分がずっと見つめてきた音楽を発揮できるように自らの緊張を保つということが、私にとってはすごく過酷なことでした。どんな時でも音楽に情熱を与えながら、ずっと燃やし続けるということはすごく難しいことですが、本当に精神的にも追い込まれた時に、自分の本当の姿が見えたといえるでしょうか。今回の賞はこれからももっと頑張りなさいということを皆様から頂いたと思って、これからも研究を続けて、新しい自分として、もう一度日本で演奏できる機会を願っております。ありがとうございます。


※この後、質疑応答の時間がありましたが、その内容は明日以降、お伝えします。

 


皆さん、本当におめでとうございました!



広報宣伝サポートボランティア  岡
 

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