コンクールボランティア研修会
第3回仙台国際音楽コンクール6位ヴャチェスラフ・グリャズノフさんを迎えて
7月5日(土)10:30~、カワイミュージックショップ仙台の4階ホールにて、第3回仙台国際音楽コンクール6位のヴャチェスラフ・グリャズノフさんを迎えて、コンクールボランティアの研修会が行なわれました。
かれこれ7年前、コンクール後のパーティで、ファイナリストたちにカメラを向けた人々に逆にカメラを向けるなど、やんちゃぶりを見せたグリャズノフさんもすっかり落ち着きと風格をもった青年になってました。
研修会の内容は、
前半はミニ・コンサート、
ラフマニノフ:幻想的小品集 op.3
1・悲歌 変ホ短調
2・前奏曲 嬰ハ短調
3・メロディ ホ短調
4・道化師
5・セレナード 変ロ短調
ラフマニノフ/V.グリャズノフ編:イタリアン・ポルカ
チャイコフスキー/V.グリャズノフ編:バレエ音楽 くるみ割り人形より”花のワルツ”
と、オールロシアンでした。
まず、幻想的小品集ではフィギュアスケートファンの私は、”悲歌”で昨季のパトリック・チャンの演技を思い浮かべ、次の”前奏曲”ではバンクーバーオリンピックの真央ちゃんを思い出し、そっと涙したのでした。
と、一時個人的な世界に迷走してしまいましたが・・・、
とにかく引き込まれました。音にも強さがあります。
最後の2曲はグリャズノフさん自身の編曲なのですが、これが素晴らしかったです。
特に私のお気に入りは”花のワルツ”。私にはちょっとジャズテイストに感じました。遊び心一杯の、バレエで聴くのとはまた違った雰囲気の作品でした。後半のトークでも編曲に関するお話で、「作曲家による他の作曲家の編曲は、その作曲家に対する目線がよくわかる」とおっしゃっていましたね。そして、自分が編曲をするときは「自分が弾いて気持ち良くなれるように作る」だそうです。聴いてる私も気持ち良かったです。今日の”花のワルツ”はグリャズノフさんの次のCDに入っているそうです。楽しみです!
そして後半はトーク、

とっても興味深いお話ばかりでした。
ロシアの音楽教育について・・・ロシアは才能のある音楽家を育てるための学校は無料なんですね。芸術に対する根本的な価値観の違いを感じました。
コンクールとコンサートの演奏の違い・・・自分の良い面も悪い面も表現できるのがコンサート、コンクールは個性を消すことも必要(微妙に違うかも?)。
審査員のお話・・・審査員がどのような演奏を好むのかわからないし、審査員全員に気に入られることは難しいので、私は聴衆に喜ばれるよう演奏した。
などなど。他にも教育方法などいろいろありましたが書ききれせん。
人に教える立場にいらっしゃるからか、話がとってもお上手。興味深い話をたくさん聞けました。とにかく、内容がたっぷりであっと言う間の時間でした。
この研修会、ボランティアメンバーのためだけに開かれたのがもったいなかったです。
グリャズノフさん、今度は新しいCD持って又来てください!
出場者サポートボランティア 鈴木

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