コンサート後の北端祥人さん(撮影:筆者)
本日10月21日、第6回仙台国際音楽コンクールピアノ部門で第3位に輝いたピアニスト、北端祥人さんのコンサートが仙台市泉区で開催されたので、聴いてきました。
北端祥人スタインウェイピアノコンサート
【日時】 10月21日(土)14:00開演
- 【会場】 島村楽器仙台泉パークタウンタピオ店
- ピアノセレクションルーム内特設会場
- 【出演】 北端 祥人
- (第6回仙台国際音楽コンクールピアノ部門第3位)
- 【演奏曲目】
- ベートーヴェン/ピアノソナタ第31番 変イ長調 作品110
リスト(ワーグナー)/イゾルデの愛の死
リスト/ピアノソナタ ロ短調 - アンコール
- リスト/ペトラルカのソネット
さて、この日のコンサートですが、私はとても感銘を受けました。どの曲も名演だったのですが、私は特に冒頭のベートーヴェンの31番の演奏が印象的に感じました。フレーズを一つ一つ丁寧に、時に優しく、時に厳しく積み上げていくような演奏でした。第1楽章ではこれまでCDを聴いていた際、意識していなかった対旋律がクリアーに聴こえてきて、私が知らなかったこの曲の魅力を発見できたように思います。第3楽章のフーガも部分部分を大切に、慈しむように紡いでいく演奏で、北端さんが弾き終っても余韻を味わって、拍手をするのをしばし忘れました。
リスト/ワーグナーの「愛と死」を力強く劇的に弾き終えた後、北端さんはマイクを持って、聴衆に語りかけました。本当はベートーヴェンの後にコメントする予定だったのですが、この日のプログラムが緊張の連続を要するので、「愛と死」を弾き終ってからのコメントに変えたそうです。仙台は北端さんにとっては特別の場所。そしてコンクールで入賞したことは自分自身「事件」だったとのこと。コンクール中は辛いことの連続だったけれど、多くの観衆に支えられて入賞できて、仙台の皆さんに感謝したいと述べられました。
コンクールは大変だったけれど、結果(入賞)のためではなく、自分の成長のために努力を続けたという北端さん。後半のリストの大作、ピアノソナタ ロ短調の演奏もそんな北端さんの人柄そのものでした。力強さと優しさ・温かさが共存する30分。きっと聴いていた誰もが感動を味わったことと思います。
終演後、北端さんの写真を取らせていただき、少しお話しすることができました。仙台との縁は末長く大切にしていきたいとのこと。きっと近い将来、ここ仙台で再び北端さんの演奏が聴けることと信じています。
島村楽器仙台泉パークタウンタピオ店さんでは今年中に、仙台国際音楽コンクールに出場されたピアニストのコンサートがあと2回開催されます。皆様ぜひ!
11月19日(日)14:00 菅原 望(第5回SIMC出場)
12月 9日(土)14:00 酒井有彩(第6回SIMC出場)
問合せは島村楽器パークタウンタピオ店 022-342-5233
広報宣伝サポートボランティア 岡

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