2017年8月15日火曜日

菅原望 ピアノコンサートレポート

 
 
8月14日、仙台出身のピアニスト、菅原望さんのコンサート(リサイタル)があり、聴いてきました。菅原望さんは、第5回仙台国際音楽コンクール出場者で、その後、藝大大学院を修了され、ハンガリー国立リスト・フェレンツ音楽院に留学してディプロマを取得されました。最近では、5月1日、メルエルト・カルメノワさん(カザフスタン)を招いて開催されたトーク&コンサートでの、素晴らしいピアノ共演を覚えておられると思います。後半のプログラムの途中で語られた菅原さんの挨拶によると、本格的なソロコンサートは初めてとのことで、この日はとても意欲的なプログラムが組まれ、聴き応えのある演奏をたっぷり味わうことができました。

菅原望コンサート
 ~作曲家に想いを寄せて~

【日時】 2017年8月14日(月)14:00~
【会場】 仙台銀行ホール イズミティ21 小ホール
【演奏曲目】
 シューマン/子供の情景 op.15
 スクリャービン/左手のためのプレリュードとノクターン op.9
 ラフマニノフ/プレリュード op.3-2 嬰ハ短調「鐘」
 ラフマニノフ/プレリュード op.32-12 嬰ト短調
 ショパン/ノクターン 第20番 嬰ハ短調 遺作
 ショパン/ノクターン 第8番 変ニ長調 op.27-2
 ブラームス/6つの小品 op.118
 アンコール ショパン/ノクターン第2番
         ファリャ/「恋は魔術師」から「火祭りの踊り」

コンサートは、温かい表現で優しさに満ちたシューマン「子供の情景」から始まりました。菅原さんの演奏は、どの曲もフレーズ間の間合いを十分に取り、広がりのある表現で豊かさと大きさを感じさせてくれました。第5回コンクールからの4年間という時間とその間のご努力が、菅原さんの音楽の世界をより深く、幅広いものにしたことを実感しました。もちろん、菅原さんの持ち味である、力強く正確な打鍵は健在でした。どの曲も素晴らしかったのですが、豊かさと力強さのバランスの面から、私はラフマニノフの嬰ト短調のプレリュードとショパンのノクターン第8番の演奏に特に心魅かれました。アンコール2曲目の「火祭りの踊り」は菅原さんの正確な技術が圧倒的な効果を生み出し、会場から大きな拍手と多くの賞賛の声が寄せられました。

これから益々進化を続けていくであろう、菅原望さん。ずっと応援していきたいと思います。

この日、プログラムに折り込まれたフライヤーの情報をもとに、読者の皆様と、菅原さんのこれからの仙台での演奏スケジュールを共有したいと思います。

■ 9月17日(日)14:00~
   於:日立システムズホール仙台コンサートホール
 第37回(公社)宮城県芸術協会ピアノコンクール
 受賞者によるガラコンサートにゲスト演奏者として出演
 
■11月19日(日)14:00~
 島村楽器仙台泉パークタウンタピオ店特設会場
 アフタヌーンコンサートシリーズ
  ~スタインウェイピアノコンサート
 (このコンサートシリーズは毎月行われ、9月は佐藤彦大さん、
   10月は北端祥人さん出演です)



広報宣伝サポートボランティア   岡

          

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