第6回仙台国際音楽コンクール出場者による学校訪問ミニ・コンサートが開かれましたのでご紹介致します。
【開催日時】 2016年5月25日(水)
【開催場所】 仙台市立泉ヶ丘小学校
【出演者】
倉冨 亮太 (ヴァイオリン)
赤間 美沙子 (ヴァイオリン)
進藤 泉 (ピアノ伴奏)
同校は、仙台の北部に位置し自然に恵まれた学校です。開校は、1979年(昭和54年)4月1日、当時の泉市立将監小学校より分離し誕生しました(泉市は現在仙台市泉区)。演奏会場の体育館には200名の児童の皆さんが参加されました。
ミニ・コンサートは、はじめに担当の先生から、演奏者の倉冨亮太さん(ヴァイオリン部門出場者)と赤間美沙子さん(ヴァイオリン部門出場者)、進藤泉さん(ピアノ伴奏)の紹介がありました。
倉冨亮太さんが、奏でるエルガー作曲「愛の挨拶」でコンサートが開始されました。
演奏の後、倉冨さんから挨拶がありました。
みなさん、こんにちは。ヴァイオリンの倉富亮太です。今日はヴァイオリンとピアノでいろいろな楽しい時間を過ごしたくやって来ました。最初の曲はエルガーの「愛の挨拶」を挨拶代りに演奏しました!
「ヴァイオリン聴いたことある人?」の問いに多くの生徒さんが挙手。そして倉冨さんがクイズを出題しました。
ここで皆さんに問題をお出しします。三択で答えてください。
バイオリン弓は何の動物の毛でしょう?
① クジラの髭②ロバの尻尾③馬の尻尾
正解は③馬の尻尾です。
もう一つ。ヴァイオリンの弦は4本張ってありますが、これは何の動物のものでしょうか?
① 牛の舌:牛タン②羊の腸③クジラの髭
正解は②羊の腸です。
これで緊張していた会場の雰囲気が一気に和らぎました。倉冨さんの「次の演奏に入ります。みなさん好きな人がいますか?」の問いに会場は割れんばかりの歓声が起こりました。そして、2曲目のクライスラー作曲「愛の喜び」を倉冨亮太さんが演奏されました。
次に登場した赤間美沙子さんが演奏する前、子供たちに挨拶されました。
皆さんこんにちは、ヴァイオリンを演奏する赤間美沙子です。いまから演奏する「ロンド」はモーツァルトの作曲です。モーツァルトはドイツ(当時)の作曲家です。この曲は泣いたり笑ったり怒ったりする歌のお芝居、オペラに出てきそうな感じの曲ですので楽しんで聴いてください。
3曲目は、モーツァルト作曲「ロンド」を赤間美沙子さんが演奏されました。事前に演奏曲を解りやすく解説した上で、ユーモラスな振りを入れながらの楽しい演奏でした。
4曲目は、倉冨亮太さんがオペラの曲であるマスネ作曲「タイスの瞑想曲」を演奏されました。
5曲目は赤間美沙子さんがメンデルスゾーン作曲「ヴァイオリン協奏曲」第一楽章を演奏されました。演奏する前の赤間さんの説明です。
協奏曲とは、オーケストラをバックに一人でヴァイオリンを演奏する曲で、演奏会でも聴いていて楽しい曲です。メンデルスゾーンは、すごい天才でした。お勉強も何でもできた様です。作曲も実は皆さんの年の頃からすごく素敵な曲を沢山書いています。でもこれから演奏するヴァイオリン協奏曲は、亡くなる直前に書いた曲で、人生のいろんなことを味わった上での色々な感情が詰まっている曲です。演奏家にとっては、宝石の様な美しい曲の一つです。聴いてください。
6曲目はサラサーテ作曲「ツィゴィネルワイゼン」を倉冨亮太さんが弾きました。
次にサラサーテの「ツィゴィネルワイゼン」を聴いてもらいます。サラサーテはスペインのヴァイオリニストで、めちゃめちゃヴァイオリンが弾ける人でしたので、難しい曲を幾つも書きました。みなさんも聴いたことがある曲だと思います。
会場中を演奏しながら駆け巡る熱演でした。
7曲目、演奏会最後の曲は、バッハ作曲「2台のヴァイオリンのための協奏曲」で倉冨亮太さんと赤間美沙子さんがお二人で演奏されました。
演奏後、演奏者に対しての質問時間が持たれ、子供達からいろいろな質問が出されました。
質問1:ヴァイオリンは、いくらしますか?
高いヴァイオリンでは家一軒分ぐらいです。でも普通のヴァイオリンなら5千円から買えますので皆さんも弾いてみてください。
質問2:ヴァイオリンを何歳から始めましたか?
3歳から始めました。外国では皆さんの歳から始められる方が多いと思います。
質問3:二人とも楽譜を見ないで演奏をしてますが、覚えたのですか?
覚えました!大事なことは、楽譜には音符だけが書いているのではなく、いろいろな記号が書いてあります。ここは強く弾いて欲しいとか、弱く弾いて欲しいとか書いてあります。私たち演奏家はそれを全部覚えなければなりません。
質問4:弦、弓は永くもちますか?
必ず切れますが、自分で取り替えます。
最後に6年生の一人が代表してお礼の言葉を述べました。
今日は素敵な曲を聴かせていただきまして、ありがとうございました。私はピアノを習っています。ヴァイオリンは、とても透き通った音でした。本当にすてきな演奏をありがとうございました。
最後に演奏者に対し大きな拍手があり、コンサートは終わりました。
広報宣伝サポートボランティア H.S.


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