2015年10月3日土曜日

「せんくら」2015 始まりました!

「せんくら」2015(仙台クラシックフェスティバル2015)が10月2日から始まりました。2006年に始まった「せんくら」は、今年、記念すべき10周年を迎えました。プログラムには、普段あり得ないような特別企画も盛り込まれていて、「完売」公演数は初日半ばにして、昨年の最終結果をすでに超えています。と言う訳で、まずは10月2日20:00時点での「完売」情報から、皆様にお伝えします。
 
10月3日(土)

10月4日(日)分


筆者は初日
11:45~ 加羽沢美濃(ピアノ) トーク&コンサート
15:00~ 藤原真理(チェロ)&倉戸テル(ピアノ)
19:00~ せんくら・フェスティバル・ソロイスツ
の3公演を楽しみました。

NHKの「らららクラシック」でおなじみの加羽沢美濃さん。明るくて気さくな人柄と、会場からの多くのリクエストを即興でメドレーにしてしまう才能に魅せられました。お客様の一人から寄せられた「乙女の祈り」(何十年か振りに聴きました)から話題の福山雅治の曲までを違和感のない一つの曲にしてしまう加羽沢さんは凄いです。

話題の日本を代表するチェリストの一人、藤原真理さんの音色には人の心を和ませる力を感じました。これまで何となく避けてきたバッハの「無伴奏チェロ組曲」。藤原さんの公演終了後に生まれて初めてそのCDを買いました。深く心にしみてくるのに全く負担を感じさせないチェロは初めての体験でした。

今回の目玉企画の一つ「せんくら・フェスティバル・ソロイスツ」。普段、ソロやコンサートマスターとして活躍しているヴァイオリニストがヴィヴァルディ「四季」のそれぞれのソロを交代で担当するという、夢の様なコンサートでした。仙台国際音楽コンクールヴァイオリン部門第1回と第2回の優勝者、スヴェトリン・ルセフさんと松山冴花さんが同じステージに立っているのを見るのもコンクールファンとしては、感激の時間です。最初の「ツィゴイネルワイゼン」と併せ、5人のヴァイオリニストの個性がぶつかりあう演奏を、呼吸することも忘れる位引き込まれて聴き入りました。


日立システムズホール仙台(青年文化センター)の物販コーナーで「ハチプオンプ」さんという音楽雑貨の店が昨年に引き続き出店されていたので、ご紹介したいと思います。宮城県内の7つの福祉施設に所属する障がいを持った皆さんと障がいを持った全国からのアーティスト達の作品を集めた、「せんくら」のために作られた小さなお店です。東日本大震災後、施設での仕事が少なくなったため、「モノづくり」を強化したり、新たに取り組んだりした皆さんは4年の時を経て、技術も段々と向上しました。「せんくら」のために新たに制作された作品と、これまで作られた中から音楽に関連する作品が集められています。初日の売れ筋は写真の角に写っている鍵盤があしらわれているペンケース、ブックカバー、譜面チケットホルダーだったそうです。近くで見ると鍵盤が丁寧に縫い込まれていて、長く愛用できそうなことが分かります。その他、ピンブローチ、ストラップ、ペンダント、ハンカチ、ペーパーウェイト、子供服など、かわいくて思わず買わずにはいられない商品が並んでいました。もちろん、今回オススメの「せんくら」オリジナルトートバッグやクリアファイルもここで売っています。なお、売り上げの5%は「音楽の力による復興センター」に寄付されるそうです。


週末、あと2日間の「せんくら」をご一緒に楽しみましょう。

今日は仙台国際音楽コンクールピアノ部門第1回と第2回の優勝者、ジュゼッペ・アンダローロさんとタン・シャオタンさんの待望のリサイタルがひかえています!
では、私も会場に向かいます。


広報宣伝サポートボランティア   岡

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