2014年5月21日水曜日

仙台フィル常任 パスカル・ヴェロによるレクチャーのお知らせ


我等がマエストロ、ヴェロさんがショスタコーヴィチについて話します!

 仙台フィルハーモニー管弦楽団第283回定期演奏会は6月13日(金)と14日(土)に行われます。それに先立ち、常任指揮者パスカル・ヴェロさんがレクチャー(講演会)をプレゼントしてくれます。テーマは、定演後半のプログラムで交響曲第5番が予定されているショスタコーヴィチについてです。ショスタコーヴィチといえば、1991年に解体した国家、ソビエト連邦時代を代表するロシアの偉大な作曲家のひとりです。でもショスタコーヴィチはソビエト連邦の国策に沿った曲だけを作り続けていた訳ではありません。時には国策に反した作品を作って当局に批判もされました。乱暴ですが、素人である筆者がショスタコーヴィチをあるサラリーマンにたとえてみると「他社に移る才能も能力もあるのに、なぜか気に入らない会社で定年まで過ごし、表向きは会社に誉められる仕事をしつつ、陰で好きな仕事もしていた不思議な人」というイメージです。ショスタコービッチは極端なメディア嫌いだったそうで、素晴らしい音楽に比べて、彼の真意や実像を知ることは難しいのが事実です。その人となりや音楽を我等のマエストロが語るというのですから、私は知ったその日に聴講を申し込みました。では、皆様にもレクチャーの要領をご紹介しましょう。
 
 
指揮者パスカル・ヴェロが語る
「ロシアの大作曲家ショスタコーヴィチのの音楽を”10倍”楽しむために
           ~作曲家の手紙をひも解きながら~」
 
日 時: 2014年6月7日(土) 13時(午後1時)より約2時間(途中入退場可)
 
場 所: 日立システムズホール仙台(青年文化センター)地下1階 練習室1
 
講 師: パスカル・ヴェロ(仙台フィル常任指揮者)  (通訳:菊池万希子)
 
参加費: 1,000円
 
定員: 60名(先着:定員に達したら締切です)
 
申込方法: 電話(022-225-3934)または専用申込用紙でFAX(022-225-4238)にて仙台フィル事務局まで
        電話受付は平日10~18時(名前、連絡先、仙台フィル会員/一般の別を伝える)
 
 
レクチャーを開催するにあたってヴェロさんからのコメント(チラシより引用)

ショスタコーヴィチの交響曲第5番はロシア革命20周年の1937年に初演されました。ご存知のとおり、仙台フィルは昨年3月のロシア公演にて大きな成功を収めました。そのとき訪れたモスクワとサンクトペテルブルクで、革命を経て大戦の直前に作曲されたショスタコーヴィチの音楽に対峙することを私は考えていたのです。偉大な作曲家が体験した大きな困難とそのインパクトを、音楽で描き上げたいのです。

ショスタコーヴィチが作品で何を示そうとしていたか・・・それは常にミステリーです!我々が言えることは、どんな音楽も何らかのメッセージを持っているとすれば、それはまた何らかのイマジネーションを示唆しているということ。

この第5番は特に人間らしい魂に深く根ざしており、作品は当時の政治体制・革命家たちの「栄光」、当時の共産主義・大衆芸術の「栄光」を表面で意識しながら、一方では正反対のもの・・・自由の探求、集団心理への批判、反発の精神といった見方も提示しているのです。

当日はヴェロさんが選ぶCDも聴きながらの講義が予定されています。また、講義はフランス語で行われるので、フランス語を学ばれている方にも、実際のフランス語に接する良い機会となるでしょう。もちろん、ロシア音楽のファンの方には聞き逃せないひとときです。このレクチャーを聞いておけば、次回定演の交響曲第5番がより深く、面白く聴こえてくることでしょう!


仙台フィル次回(第283回)定期演奏会

6月13日(金)19時 & 6月14日(土)15時

日立システムズホール仙台(青年文化センター) コンサートホール

指揮: パスカル・ヴェロ
ピアノ独奏: ソヌ・イェゴン

プログラム
 モーツァルト/ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」
 ショスタコーヴィチ/交響曲第5番
 
この日のソロはソヌ・イェゴンさんです!
 
 
 
広報宣伝サポートボランティア  岡



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